自身の抵抗力が抵抗すると、常在菌であるカンジダ菌による影響を受けることがあります。これは再発性も高いので、事前に対策を練りましょう。

原因として糖尿病疾患の人もカンジタになりやすい

悩んでいる女性

カンジタは普段から人の皮膚や口の中、膣粘膜などに存在する常在菌のひとつです。
体の状態が健康である時には、特に悪さをすることなく存在しています。
しかし、体の調子が悪くなった時や体が疲れている時などにはカンジタが悪さをすることがあります。
カンジタは特別な菌に感染して起こるのではなく、元々自分の体にある菌が異常に増殖し悪さをするようになると発症する病気です。

カンジタは誰もが発症する可能性のある病気ですが、特に糖尿病の人は発症しやすいといわれています。
その理由としては糖尿病になると血糖のコントロールがうまくいかなくなり血糖が高い状態が続くからです。

人間には血液中の白血球の好中球という成分が病原菌と戦って、体の中に入ってきた病原菌が増殖することに抵抗する働きがあります。
好中球が正常に働いている時には病原菌の働きは抑えられて病気を発症しないように、体が自分で自分を守るようになっています。

高血糖の状態になることでこの働きが弱まり、感染を起こしやすくしたり菌の増殖を抑えられなくなります。
そうして普段は悪さをしないカンジタにも他の人よりもかかりやすくなります。

糖尿病は血液中の糖分が高いことで、血管の内側に糖分がこびりついてしまい血管がボロボロになってしまう病気です。
そのことで全身の血管に合併症が起こることがこの病気の恐ろしさです。
ボロボロになった血管が詰まることで心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険が増えて、血管が硬くなることで出血を起こしやすくなるという状態になります。

糖尿病になると血管がボロボロになっていることで血流が悪くなり、体の隅々まできちんと栄養が行き渡らなくなります。
そして栄養が不十分な組織は健康な状態を保つことができなくなるので、病気にかかりやすくなります。
その結果、普段は増殖を抑えられているカンジタが異常に増殖してしまい発症してしまうということが起こります。

こういった理由で糖尿病になっている人はカンジタを起こしやすくなってしまいます。

糖尿病の人はカンジタ予防のために血糖をコントロール

糖尿病になると健康な人よりは血糖のコントロールが難しくなります。
食事による血糖の上昇が異常に起こり、なかなか血糖が正常値まで下がらない状態が続きます。
その高血糖の状態が長く続けば続くほど、血管の状態が悪くなり細胞への栄養を運ぶ機能が悪くなります。
同時に高血糖になることで白血球の働きも悪くなり、カンジタが異常に増殖しやすい状態を作り出してしまいます。

糖尿病の人がカンジタを発症しやすくなるというのは事実ですが、予防法があります。
それは血糖の状態をできる限り正常な値になるようにコントロールするということです。
糖尿病になっても、血糖値が正常にコントロールできれば血管がボロボロになることを防ぐことができます。
また白血球の働きも正常に近い状態に近づけることができます。

そうして血糖値をコントロールできていれば健康な人と同じようにカンジタを発症させずに生活していくことができます。
血糖コントロールは食事によるもの、運動によるものなど生活習慣を見直すことで改善できます。
まずは糖尿病が悪くならないように生活習慣を改めることでカンジタの発症を予防できて、糖尿病の悪化を同時に予防できます。

もしも、食事や運動だけでは血糖コントロールが難しい時には血糖を下げる作用のある内服薬を使用しますが、これもきちんと指示通りに使うことで血糖コントロールをしていくことが可能です。
自己判断で薬の服用を中断してしまったり、薬の量を変更してしまうことは血糖コントロールが乱れる原因になります。
必ず主治医の指示を守るようにして、血糖が正常値に近い値で保たれるように努めましょう。
そうすることで糖尿病の悪化を防ぎ、合併症を予防できるだけでなく、カンジタの発症を抑えることができます。

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